◆イベント開催期間
2019年5月15日(水)18:00~5月29日(水)12:59まで
◆投票期間
2019年5月18日(土) 18:00~5月19日(日) 23:59まで
・投票条件:現在不明
◆投票期間
2019年5月18日(土)~5月19日23:59まで
◆投票条件
「惑う鳴鳳荘の考察」のメインクエスト『第13節』をクリア
今回のイベントではカルデアのサーヴァントが映画の登場人物として振舞っている。
・今回は『未完成の映画の世界』という特異点。
・特異点解決のためにマスター(ぐだーず)とマシュ、数名のサーヴァントがスタッフ&キャストとして出演している。
・舞台はカリブの小国ナダイ・ナーダ王国。革命により王政から共和制に代わった10年後のとある洋館『鳴鳳荘』である。
◇鳴鳳荘の住人
◆ガブリエラ(紫式部)
・ミゲルの養女で、妻。未亡人。
・10年近く養女として育ち、その後ミゲルと結婚した。
・第3節現在、最後に残ったワインを飲んだところで倒れてしまう。
・第5節では一命を取り留めたものの、意識不明の重体となる。
・ミゲルから『コルテスの遺産』を相続している?
◆サラザール神父(不明→バーソロミュー・ロバーツ)
・神父兼使用人。
・10年前に記憶喪失になる。その後、ミゲルに拾われた。
・ミゲルのもとで様々な技能を身に着けた。
・第3節現在時点で真名は不明。
・第7節終盤で記憶を取り戻す。
・第8節にてバルガスと相討ちになり死亡。
◇招待客
◆アントニオ・ロベルト・ジョビン(サリエリ)
・元宮廷音楽家。現在は姪のエリスと共に作曲家として音楽活動を行う。
・宮廷音楽家時代よりも成功しているとのことだが、姪曰く現状に不満があるらしい。
・鳴鳳荘に来たのには何か目的があるとのこと。
・第7節でエリスとは姪と叔父ではなく。本当はもっと遠い親戚関係であると判明。
・生活のためエリスの歌声を求めて、彼女と手を結んだ。
◆エリス(ジャンヌダルク・オルタ)
・アントニオの姪。
・ラジオの歌姫。毎日ラジオ放送されるほどの人気者。
・口が悪い。
・叔父同様、鳴鳳荘に来たのには何か目的があるとのこと。
・昔、政府の高官との会食の際に『コルテスの遺産』の噂を耳にしている。
・第7節でアントニオとは姪と叔父ではなく、本当はもっと遠い親戚関係であると判明。
・十になる前からステージに上がっていた。
・アントニオの曲を求めたエリスは、彼と手を結んだ。
◆ローマ・クレイシ(坂本龍馬)
・ミゲルの元部下。元軍人。
・現在は新政府樹立前に下野し、町医者となる。
・軍への入隊理由は実家が貧乏だったので、タダで医療を学ぶため。
・新宿のアーチャー曰く少々変わったキャラ。
・第5節にてコルテスの遺産と多少の関わりがあったことが発覚。
・かつて軍医時代にその立場を利用して色々な人間の不正の証拠集めをさせられていた。
・ダイゾー・オカの行方を捜しており、年若い女性に兄がいないか聞くこが癖になっている。
・第7節にて資料室で探していたものを見つけたらしい。
◆バルガス(オジマンディアス)
・猟師。
・不愛想な青年。
・ミゲルとの関係は食材(狩りの獲物)の取引相手。
・実はナダイ・ナーダ王国の元王子。
・疑り深い性質。
・第7節で世直しの旅に出ているのだと判明。水戸黄門かな?
・第8節で豹変したサラザールと相討ちになり死亡。
◆ガルシア(アーラシュ)
・猟師。
・人当たりの良い青年。
・ミゲルとの関係は食材(狩りの獲物)の取引相手。
・実は元王子であるバルガスの従者。
・非常に鼻が利く。
・第7節で世直しの旅に出ているのだと判明。
◆イシドロ・ポジオリ(トリスタン)
・旅の音楽家。エリス曰く『美男子』。
・共和国内で知名度のあるエリス達の名前を聞いても反応しなかったことから音楽家ではないと疑われている。
・第5節にて探偵と発覚。
・依頼主はミゲル。依頼理由は非常時への備えとして。
・二つ名は『死神のイシドロ』。バーロー
・無名なのは政府高官などが主な依頼者で一般的な知名度は低いため。
◆アドリアナ・モリナリ(マシュ)
・イシドロの助手。
・音楽家の助手ではあるが、楽器は持っていない。
・第5節にて実は探偵助手だったと発覚する。
◇その他の登場人物
◆ミゲル・アンヘル・コルテス(新宿のアーチャー)
・カリブの小国ナダイ・ナーダ王国の副将軍。
・王国軍に所属していたが、革命軍と内通しておりタン将軍率いる王国軍を奇襲する。
・クーデターの報酬として新政府の初代大統領に就任する。
・10年後には故人。詳しい享年は不明だが60歳にはなっていなかった。
◆リュウ・タン(柳生但馬守宗矩)
・カリブの小国ナダイ・ナーダ王国の将軍。
・第1節の冒頭に登場。
・王国軍に所属し、革命軍と対峙していたがミゲルの裏切りにより敗北する。
◆ダイゾー・オガ(岡田以蔵)
・ナダイ・ナーダ王国に所属する兵士? 詳しい役職は不明。
→第7節にて王国軍に所属する伝説の暗殺者と判明。
・第1節の冒頭に登場。
・王国軍に所属するが、大勢が決すると同時に離脱する。
・第7節にて妹がいると判明。
・王国軍から離脱後、行方不明になっていることが判明。
※第7節から撮影パートと通常パートが混在するので、撮影パートを赤、通常パートを黒色の文字にします。
▼第1節「『鳴鳳荘殺人事件』序」
・舞台はカリブの小国ナダイ・ナーダ王国。
・初代国王は善政を敷いていたが、代を経るごとに王室の求心力は下がっていった。
・民主化革命が起き、政権交代が起きる。
・王国軍副将軍ミゲル(新宿のアーチャー)がクーデターを成功させ、その報酬として新政府初代大統領に就任する。
・新政府樹立から10年後、カリブ海の洋館『鳴鳳荘』に舞台は移る。
・エリス(ジャンヌオルタ)とアントニオ(サリエリ)を中心として屋敷にいる人物と交流する。
・屋敷にいるのは両手の指で数えられるほど。エリス、ガブリエラ(紫式部)、アドリアナ(マシュ)を除けば比較的若く顔の良い男ばかり集められている。
・10年前のクーデター時、虐殺があったが詳細は不明。
・今回洋館に人々が集まった理由は”コルテスの遺産”目当て?
・名称不明の男、サラザール登場。
・第1節終盤、最後に残ったワインを飲んだガブリエラは倒れてしまう。生死不明。
▼第2節「イントロダクション」
・旧カルデアからスタート。
・微弱な特異点を発見。
・かなり特殊な特異点でカリブ海のような雰囲気でありながら様々なロケーションが詰め込まれている。
・色んな時代の特徴を持ち、すべて精巧な作り物の世界である。
・ロマン曰く『未完成の映画の世界』。
・現時点では推測ではあるが、未完映画を残して他界した監督の亡霊が聖杯の欠片に触れて作ったと考えられる。
・映画を完成させることが全てに優先される特異点だが、放っておいても永遠に完成しない。
・カルデアの面々は魔力リソース確保のため特異点解決に挑む。
・紫式部は監督&脚本を担当。
・ぐだーずに配役は無し。カメラマンとして同行する。
▼第3節「アクシデント」
・柳生但馬守宗矩・岡田以蔵はこの時点でクランクアップ。岡田以蔵はリテイクが大量だった。
・サラザール神父役の謎のサーヴァント登場。
・映画撮影のため召喚されたことは覚えていても、それ以外は自分の名前も覚えていない。
・台本はプロローグまでは出来ているが、それ以降は出来ていない。
・正確には紫式部の頭の中では出来ているが、それを台本に起こし切れていなかった。
・その為、演者は撮影シーンごとに逐一セリフを覚えなくてはならない。
・第3節終盤、撮影中にワインを飲んだ紫式部が倒れてしまう。
▼第4節「撮影は止まらない」
・紫式部は死んでおらず、呼吸はするも目覚める兆候は無し。
・飲み物を給仕したのはサラザール。しかしカメラを確認しても彼に異物を混入する余裕はなかった。
・マシュが紫式部が事前に何かを飲んでいたのを目撃していた。
・アーラシュの千里眼(短時間の未来視が可能)はこの特異点では使い難いとのこと(本人談)
・飲み物は事前に用意されており、用意したのは新宿のアーチャーだった。やはりお前か。
・ホームズからの通信。ホームズ曰く『不幸な事故』。
・真相は以前(術ギル幕間)にて出てきたパラケルスス製疲労回復薬を紫式部に処方したため。よかれと思って…
・パラP製疲労回復薬は疲労回復するまで強制的に眠らせるため、徹夜明け&映画製作強行軍の紫式部は倒れてしまった(寝落ちした)。
・Dr.ロマンは脱落した紫式部の代わりをシェイクスピアとアンデルセンに依頼するが両者拒否。
・代案として台本なし出演者アドリブの即興劇を提案する。
▼第5節「即興劇」
・ここからは再び映画の撮影に。
・ガブリエラは一命を取り留めたものの、意識が戻らず予断を許さぬ状況に。
・旅の楽師イシドロ、自分の正体は探偵であると明かす。
・ミゲルの依頼により、非常時の備えとして雇われていた。
・ガブリエラが狙われた理由は『コルテスの遺産』が理由ではないかと推測される。
・元部下のローマ曰く『政府関係者の不正の証拠や王国時代の貴重な文書や芸術品』。
・『コルテスの遺産』が欲しい者、闇に葬りたい者も居るとのこと。
・ワインを給仕したものとして、サラザールが疑われる。
・ガルシアが鋭い嗅覚で肖像画の絵具が乾いていないことを見つける。
・肖像画はミゲルが生きている間には完成されていた。
・つまり何者かが最近肖像画に手を加えたことになる。
・ローマ曰く、ガブリエラの症状は重金属中毒に近いらしく、絵具の中には重金属が含まれている。
・推測の域を出ていないが、ガブリエラは絵具から抽出した重金属の成分を飲まされた可能性がある。
・犯人は絵具を所持している?
・暫定として犯人を「肖像画家(ポートレイヤー)と呼称。
▼第6節「『シネマ・ビルダーズ』」
・アーラシュの行動とトリスタンのノリで作品の方向性が決定。
・紫式部から各登場人物の背景等の説明はされていない。
・シェイクスピアからの要請で各々別行動をとることに。
・サリエリ鎮静剤としてマリーも同行している模様。
・オジマンディアスとアーラシュは自分達を『世直しの旅をする元王子と従者』という設定にした。
・その頃カルデアではアンデルセンが図書館(紫式部の部屋?)を探索中。ホームズも合流。
・理由は紫式部が何かしらのヒントを残していたか探すため。結果は芳しくなかった。
・アンデルセンには紫式部の物語の展開や結末にある程度の予測が出来ている。
・アンデルセン曰く「恐らくは以前から構想があった物語だが、制限の多さから構想半分ひねり出したもの半分、舞台設定と登場人物の配置で力尽きている」
・ホームズは肖像画について言及。紫式部が北斎に制作を依頼したのだと見抜く。
・急いで北斎の汚部屋(アトリエ)に向かうも、北斎は紫式部が処方された薬の片方を飲んでいた。
・効き目が出る前の聞き込みによると、肖像画は手直しを要求されている。
・内容は『夫婦っぽすぎる』。
▼第7節「哀しき暗殺者」
・エリス・アントニオ・ローマは資料室に赴いていた。
・アントニオ曰く「コルテスは他の政府関係者が十年前の混乱期に行った悪事の証拠を淡々と集め、政府関係者の脅しの材料にした」。
・ローマはコルテスのやり口を理解し、コルテスの本心が分からなかったことから彼の元を離れたと告白する。
・資料室に鍵はかかっておらず、値打物もなし。隠し扉などもなさそうである。
・ローマの目的が判明。かつて伝説と言われた暗殺者ダイゾーの行方を捜している。
・ローマは資料室で何かを発見した。
・オジマンディアスからの提案『サラザールを冒頭に出てきたダイゾーと同一人物にする』。
・『何かの拍子で過去の衝動がよみがえり、国の敵と思わしき人間を殺したがる』という設定がついた。
・オジマンディアスは物語を哀れな忠臣サラザールを最後の王子バルガスが討ち取るというストーリーにすることを提案する。
・他キャストからも積極的な反対もないので、その案が通った。
・サラザールの記憶を取り戻す切欠は大砲の音を用意することとなり、大砲の代わりに薬品を爆発させて代わりとすることになった。
・撮影の続行に入る一同だったが、邪ンヌ・サリエリ・龍馬・トリスタンにはそれぞれ不満がある模様。
・邪ンヌ「釈然としない」、サリエリ「我は主役になりたいのか?」、龍馬「以蔵さんはそんな反応しないよ…」、トリスタン「探偵の影薄すぎでは…?」。
・ガブリエラの薬を取りにバルガスとサラザールは倉庫に向かう。
・サラザールの不注意で瓶が落ち、その時の爆発音でサラザールの記憶がよみがえる。
◆第8節「記憶の果て」
・前回の最後のシーンから。
・爆発音を聞いた瞬間サラザールの様子が変わり、オジマンディアスに襲い掛かる。
・演技ではなく本気で暴走して襲い掛かるサラザールと一同は戦闘を開始する。
・何とかサラザールを落ち着かせると、記憶を取り戻したサラザールは自分の真名を告げる。
・真名『バーソロミュー・ロバーツ』と発覚。
・先ほどの戦闘で霊碁が限界に達したバーソロミューは座に帰還、サラザール役がいなくなった。
・戦闘シーンは撮れていても、サラザールが自分の正体や犯行動機を語っていないのでオジマンディアスの案は実質不可能になる。
・その上バルガスと倉庫に行くシーンはあるので、このままいなくなればバルガスが殺害したことになる。
・なんの前振りもなくサラザールの死体が見つかっても話がおかしくなる。
・新茶の提案『乱心したサラザールと反撃したバルガスは相討ちになった』をオジマンディアスが了承する。
・オジマンディアス、死体の役でクランクアップ。
・新茶、自分の生存&黒幕説のフラグを立てる。
・突然の爆発音に警戒する一同。
・そこに、バルガス達の様子を見に行ったイシドロとアドリアナが駆け込みバルガスとサラザールの死亡を告げる。
・倉庫に横たわる二人の死体。
・ローマの検死により、サラザールに襲われたバルガスが命がけで反撃し相討ちとなったと判明。爆発音はその時の戦闘で落ちた劇薬のせいだった。
・動揺する一同の中で一人静かなイシドロ。
・訝しむエリスにイシドロは犯人の目安はついてるとにおわせる発言をする。
・場面は旧カルデア。
・ハプニングだらけの撮影に一度は断ったものの、シナリオの最後を書き上げることを考えるシェイクスピアとアンデルセン。
・アンデルセンの疑問「肖像画の件を北斎ではなくモリアーティに尋ねるべきではなかったか?」
・ホームズもそのことは承知しており、むしろ自分から肖像画の件を口にしなかった新茶に不信感を抱いていた。
・ホームズが新茶に尋ねなかった理由は、はっきりと新茶が怪しい状況ではない限り、自分の手札をさらしたくないとのこと。
・トリスタンから通信。
・現状見せ場が全くないトリスタンは焦り、ホームズに名探偵の推理方法を教えてもらいたかった。
・ホームズの助言「先にゴールを決めて、筋道は後から見つける」。
・先に面白そうな結末を決めて、そこ至る都合のいい手がかりだけを拾っていくことを提案。
、なんとなくトリスタンを不安視するアンデルセンはアイデアを授けようとするが、トリスタンもアイデアを閃いたとのこと。
・まだ不安が残るものの、アンデルセンはトリスタンに一任することに。
・舞台は鳴鳳荘に戻り、トリスタンは自分のアイデアをぐだに伝えに行く。
・それを聞いていたアーラシュ、サリエリ、邪ンヌ、龍馬。
・各々とも、トリスタンの会話を聞いて何かを閃いた。
・ぐだの下に来たトリスタン。実はまだ犯人を考えていなかった。
・館の外でロマンと通信するぐだとマシュ。
・ロマン曰く『もう一波乱ある』。
・配役たちの考察合戦が行われると予想していた。
◆第9節「アーラシュの考察」
・アーラシュの考察。
・バルガス死亡を利用するとのこと。
・会話の流れや二人の雰囲気でオジマンディアスが元王子、アーラシュが従者役を演じていたが、どちらがどちらの役なのか明言されてはいなかった。
・その役を逆転させ、実は元王子はアーラシュであったとさせる。途中までバラガスが元王子として振舞っていたのは世間の目を欺くためと設定する。
・邪ンヌの指摘したガブリエラ毒殺未遂とサラザールが暗殺者だったこと、肖像画家の存在の扱いについても案があるとのこと。
・サラザールの標的は最初からバルガスだったが、手違いでガブリエラが飲んでしまう。その後何とかバルガスと二人きりになって直接手を下そうとしたが相討ちとなったと説明。
・サラザールの犯行動機も主人から暗殺を命じられていたとした。真犯人はミゲル(新茶)。
・10年前のシーンでクランクアップしたのは柳生但馬と以蔵のみ。新茶の再登場が予定されていたと仮定し、ミゲルの死が偽装であったとする。
・死の偽装理由は敵が多すぎて暗殺の危険があったので、一度死んだことにして安全を手に入れてガブリエラを通じて院政を敷こうとした。
・その直後に王子たちが現れ、それに焦ったミゲルはサラザールに命じて暗殺させようとした。
・ラストシーンは鳴鳳荘の奥で息を潜めているミゲルとガルシアの直接対決。
・選ばれたなら滅多に見せない顔を見せるとのこと。
◆第10節「坂本龍馬の考察」
・坂本龍馬の考察。
・ローマ・クレイシという男の性格や考えに沿って考察を立てた。
・ミゲルの部下だったのなら栄達の道は幾らでもあったのに下野して町医者をや理由を考え、『戦はこりごり』という考えに至った。
・ミゲルと会いたくないローマがわざわざ葬式にやってきた理由はコルテスの遺産に含まれていると考えられた親友ダイゾーの行方が記された文書があると考えた為。
・鳴鳳荘を自由に動き回るために、疲労と酒が入って倒れたガブリエラに睡眠薬を飲ませ、殺人未遂事件に仕立て上げた。
・唯一の誤算はサラザールの暴走。
・オジマンディアスの提案した『サラザール=ダイゾー説』は不採用に。理由は以蔵とダイゾーを同一視している龍馬にとって、サラザールの行動はありえないため。
・ここでお竜さん登場。出てきていなかっただけでその場にいたらしい。
・ローマ・クレイシは日系3世という設定があったことが発覚。比較的日系人が多い国という設定。
・日本人サーヴァントには日系の名前が与えられているのに紫式部だけはガブリエラという洋風の名前だという矛盾を指摘した。
・こじつけだが、ガブリエラはダイゾーの妹でミゲルに引き取られた際改名したと設定する。
・第7節でローマが手に入れた資料はダイゾーの死亡時の報告書。
・ダイゾーという登場人物の人間像として負け戦でも人を斬れるだけ斬って討ち死にするタイプと断定。
・しかし、そんな話はローマの耳に届いていなかったとして、ダイゾーは人知れず死んだとし、その相手をリュウ・タン将軍とした。
・ミゲルの策略により、妹の将来の保証の代わりにダイゾーは暗殺を命じられた結果相討ちと設定。
・ここでアーラシュの案を少し取り入れ、ミゲルは死んでいなかったことにする。
・ローマはガルシアに協力を要請し、鳴鳳荘に潜んでいるであるミゲルの捜索を行う。
・ラストシーンはどうにかしてミゲルが潜伏する部屋を見つけた二人は、出迎えたミゲルと対峙し、ミゲルはある言葉を口にしようとする。
・そこで龍馬の説明は終了した。
◆第11節「サリエリの考察」
・サリエリの考察。
・サリエリは紫式部は登場人物の設定は役者に寄せていると考え、アントニオという男の背景を自分自身に投影したと語る。
・序盤のシーンで話していた大虐殺の矛盾点を指摘し、これが伏線であったとした。
・非戦闘員でも容赦なく殺された理由をバルガスやガルシアのように特別な地位にいなかったアントニオが生き延びれた理由として、虐殺以前に宮廷音楽家を解任されていたと設定した。
・その理由を才能がなかったからと語る。
・アントニオが鳴鳳荘に来たがっていた理由をミゲルが所有しているコルテスの遺産、その中に含まれている宮廷音楽家たちの楽譜を求めてだった。
・それはミゲルが若い女を好むという噂を承知して、エリスを捧げてさえも叶えたい願いだった。
・作家2名からは絶賛されるも、マシュから事件の真相や結末についてはノータッチであると指摘される。
・一連の事件の辻褄合わせや結末は一応考えているが、あまり期待するなとのこと。
・仮に撮影する場合、トリスタンの協力を仰ぐとのこと。
◆第12節「ジャンヌ・ダルク[オルタ]の考察」
・邪ンヌの考察。
・邪ンヌはガブリエラが倒れる直前のエリスの心境を一同に尋ねる。
・事前に紫式部からなるべく意地悪なセリフをしゃべるように依頼されていたことが発覚。
・アーラシュ「ざまあみろ」龍馬「嫉妬深い性格の娘」との意見の中で邪ンヌの解釈は全然違うとのこと。
・邪ンヌ曰く「人間は自分が欲しいと思っているものを持っている人間にしか嫉妬しない」
・ガブリエラがエリスの持っていないものは財産だが、これは人気歌手のエリスならすぐに手に入れられると否定。
・嫉妬するなら自分より歌のうまい歌手だと指摘し、ガブリエラに辛くあたったのは嫉妬ではないとした。
・その理由はガブリエラへの強い執着。
・王国時代のエリスとガブリエラは幼馴染であったとし、ガブリエラはダイゾーの妹であったと設定。
・ある日消えたガブリエラがミゲルに引き取られたことを知ったエリスはアントニオと手を組み、成り上がることを目指した。
・念願かなって幼馴染に出会えたが、相手は素っ気ない反応返したため、辛辣な言葉をぶつけたとのこと。
・嫌味をぶつけた訳も、沢山の不満を飲みこみ続けたであろうガブリエラに本心を語らせるため。
・当然、その場合エリスは犯人ではなく、むしろ犯人捜しに全力を挙げるとした。
・ちなみにミゲル黒幕説不採用。
・ガブリエラ殺人未遂の犯人をサラザール含めた屋敷の使用人たちとし、複数犯の犯行として話を進める。
・途中退場したサラザールの代わりに、カメラを回しているぐだを犯人役に据えると提案。
・映像ミステリーのトリック、カメラマンも登場人物の一人だった。
・ラストシーンは目覚めないままのガブリエラと二人きりになって本心を告げるとのこと。内容は選ばれてからのお楽しみ。
◆第13節「トリスタンの考察」
・トリスタンの考察。
・勿体ぶっていたのが仇となり、邪ンヌの案である『ぐだが真犯人』と被るとい事態に。
・全員からの言葉という名の残酷な刃を刺されるトリスタンであった。
・ここで今までの影の薄さを利用し、名探偵はイシドロではなくアドリアナだったとした。
・映画のラストはアドリアナが真犯人を指摘して終わる。
・その際事件の真相は何でもよし。
・トリスタンの考察はメタ視点で今回の撮影そのものを事件として仕立て上げるものであった。
・偶然の事故だった紫式部昏倒事件をメインに据え、彼女の退場で得した人間を作り上げて推理する、とのこと。
・真相は採用された際に語るとのこと。
◆第14節「ジャンヌ・ダルク[オルタ]END」
・エリスが犯人を突き止めたと告白。
・特定のグラスに毒が入っていたのではなく、全てのグラスに毒が微量含まれていた。
・ガブリエラは日常的に毒を飲まされており、それが今回限界を迎えて倒れてしまった。
・日常的にガブリエラについている使用人が犯人。
・エリスの指名とともにカメラマン(ぐだ)の姿が映し出される。
・眠るガブリエラにエリスが語り掛けるシーンが流れ、終了。
◆第15節「ラッシュ」
・撮影終了を感慨深く感じる一同のもとにアーラシュが現れ、紫式部の目覚めを伝える。
・目覚めた紫式部に仮編集フィルムを見せると、完成に感謝しながらもどこか煮え切らない態度をとる。
・そこにシェイクスピアから通信が入り、「言いたいことは言っておくべきだ」と指摘される。
・更にホームズからも今回の映画の設定は紫式部の書いた『源氏物語』の返送だったのではと指摘される。
・紫式部の答えは肯定。本来の構想ではガブリエラを中心に様々な愛憎劇が繰り広げられる予定だった。
・サラザールと親密になるが、途中でサラザールが記憶喪失の実兄であると気づき結ばれず、他の誰とも結ばれることはなかったとのこと。
・肖像画の手直しの訳も判明。表向き夫婦としているミゲルとガブリエラの関係は、実際は養父と養女であることを強調したかったとのこと。
・理由として、ミゲルが自分亡き後半端な男が養女に近づくのをけん制するためだった。
・そのような立場のガブリエラに劇中の男性は様々な思惑を抱いて彼女に接近し、彼女も相手の男性達の思いのほどを探ろうとする。
・その最中、ミゲルこそが打算のない愛情を注いでくれた唯一の男性だと気づく、というストーリーだった。
・マシュは撮り直しを提案するが既にタイムリミットが近いとロマンが指摘する。
・それでも結末だけは撮り直したいというマシュの希望を紫式部自らが断念させた。
・それでも食い下がろうとするマシュへとアンデルセンも次回作に取り掛かればいいとなだめた。
・それを見ていたロマン、サーヴァントたちの帰還を遅らせることを告げる。
・パーティ会場でどうにかして紫式部の描いた結末と、皆の考察と結末を両立できないか思い悩むマシュ。
・その頃、一人書斎に呼び出されたモリアーティはロマンからある提案を受ける。
・モリアーティからの課題『今のマシュの悩みを解決する方法』。
◆第16節「蘇る『鳴鳳荘殺人事件』」
・モリアーティからの提案『私を主役にしてくれ』
・別にこの映画の主役になりたいわけでも自分のイメージをよくしたわけでもなく、単にミゲルを主役にすれば一番収まりがいいと考えたから。
・既に悪役として描写されているミゲルを撮り直す時間はないと言う邪ンヌ。
・それに対し新茶は告げる「もう撮影は済んでいる」と。
・新茶の策はトリスタンに近く、映画用の映像以外にあるドキュメンタリー部分の映像を効果的に挿入することでミゲルの印象を変えるというものだった。
・つまりは全節の映像の欠片でミゲルを主役にしたパッチワークを作るという提案であった。
・ロマンも時間制限を守ることを前提に了承し、撮影は再開する。
◆第17節「『鳴鳳荘殺人事件』破・急」
・ここから各節のシーンを切り貼りしつつ、セリフの差し替えや新規シーンを加えていく。
・そこからガブリエラがダイゾーの妹であったこと、ミゲルが末期だった国を救うためにクーデターを起こしたこと、ダイゾーとタンの死の真相、ガブリエラを養女にした理由が明かされていく。新茶お前絶対イメージ戦略のためだったろ……
・バルガスとサラザールが死んだ付近を探っていたガルシアがミゲルからガブリエラに宛てられた手紙を見つける。
・それを読んだ一同はミゲルの真意とガブリエラへの打算なき愛情を知る。
・エリスの呼びかけに答えるように目覚めるガブリエラ。すべて聞いていたと彼女は語る。
・ガブリエラの護衛のためにしばらく逗留すると告げるイシドロ、他の面々もそれぞれの理由をつけて館に残ることを告げる。
・自分を心配してくれる人たちを眺めながら、ガブリエラは真に自分のことを考えてくれていた養父のことを思う。
・場面は変わり、事件より少し経ったナダイ・ナーダのどこかのバーに場面は移る。
・政府高官が汚職で検挙されたことを話題にしている客たちと、曲を奏でる楽師。
・楽師曰く「この国のどこかにある鳴鳳荘では女主人がサロンを開いており、認められれば出資してくれる」とのこと。
・そんな楽師の夢を笑い飛ばしながら、客たちは新たな酒をマスターに注文する。
・笑い飛ばされる楽師へと、どこかの誰かに似たマスターがその話の詳細を尋ねた所で、物語は幕を閉じた。
・すべての撮影が終わり、特異点の消滅まであと数分残したその場所で、モリアーティはロマンと通信していた。
・映画の出来を尋ねる新茶に、ロマンは満足のいく結果だったと告げる。
・そしてロマンの爆弾投下「僕はキミのようなサーヴァントは知らない」
・ほかのサーヴァントは知っているのに、新茶だけとは面識がないとのこと。
・この矛盾はアンフェアだと語るロマンに対し、新茶もロマンのことは知らないという。
・新茶曰く「映画の世界。クロスオーバーものならこういうすれ違いだってある。映画は娯楽だから、現実では叶わないことも叶う」
◆考察①ロマン偽物説
・ロマンの喋り方がおかしい(Twitterから)。女性に対しての「~クン」、「~だぜ?」といったしゃべり方は寧ろダヴィンチちゃんのものに近い。
・登場鯖を考えるとロマンが居るはずがない。
新宿のアーチャーは1.5部、サリエリは2部1章、紫式部はノウムカルデアが出来てからなので、この3者と共演すること自体ができないはず。
→竹箒日記にてキノコがロマンに関してコメント。詳細は竹箒日記参照だが、小説版との登場人物差し替えの影響。キノコ監修でロマン関係は制作されているとのこと。
→第17節にて判明。ロマンも新茶も互いに認識なし。ロマンが将軍と新茶を読んだのは真名を知らなかっため。どうやらこのイベントそのものが特殊な時空であった模様。
こちらでは筆者の考察及び気になっている点を書いていきます。
※第7節時点
◆気になる点①肖像画の謎から見る紫式部の考えていた物語
・第7節で判明した肖像画は北斎が依頼されて書いたという点。
一見すると夫婦の肖像画に見えるが、北斎が語ったリテイク理由は『夫婦っぽすぎる』とのこと。
そこから考えると、一つの仮設が浮かんだ。
仮設①紫式部演じるガブリエラは無理矢理夫婦になったのではないか?
この仮説をもとに考えると、この肖像画をみればすぐに夫婦の肖像ではないと思わせたいと言う意図があり、ガブリエラはミゲルに恨みがあったのではないか?とも思える。ミステリーの題材にも使えただろう。
しかし、第6節の北斎のセリフを見ると別の仮説が出てきた。
仮設②あくまでミゲルとガブリエラの関係性は親子であるとしたかった。
そう考えると上のリテイク理由にも納得できると思われる。
そもそも撮影序盤で紫式部が倒れた為、その事実を利用してミステリー映画になってしまっただけであり、紫式部がどんなジャンルの映画にしたかったのか誰も知らないので、肖像画がどういった舞台装置であったのか不明である。
現時点のシナリオの情報をまとめました。
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