ネタバレ注意!
ネタバレ注意です!
沖田総司〔オルタ〕
▼効果(無穹の果て)
沖田総司〔オルタ〕(アルターエゴ)が装備時のみ、自身がフィールドにいる間、味方全体のQuickカード性能を10%アップ%Busterカード性能を10%アップ
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▼テキスト
かつて名もなき英霊が振るったといわれる剣。
とある英霊から分かたれた彼女は人の護りとなり悠久の時を戦い続けることとなった。
それが彼女にとっての呪いであったのか、望みであったのかは私にもわからない。
まあ、当の本人にはどうしもない戦いの連続ながら、それなりに楽しく過ごしたのかもしれん。必殺技とか抜かして名前つけるのとか好きだったから、多分そうなんだろ。付き合うほうの身にもなれ。投げるな。
そんなわけで長く、長く彼女の手で振るわれた私だが、ある日、うっかり聞いてみることにした。
こんな事を続けて飽きないのか?と。
すると彼女はまじまじとした顔で、おまえは飽きたのか? と逆に問いかけてきた。正直飽きたといいかけたが、彼女がが寂しそうな顔をしたのでいや別に、とか抜かしてしまったのだ私は。あーあ。
『今は遥か刻の彼方
神と魔と人の祈りが紡ぎし光の欠片
無穹の大地にそれは立つ』
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岡田以蔵
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▼効果(あの日の空)
岡田以蔵(アサシン)装備時のみ、自身がフィールドにいる間、味方全体のArtsカード性能を10%アップ&クリティカル威力を15%アップ
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▼テキスト
わしの剣は天下一じゃとあいつらは囃し立てた。わしもそう思うたし、事実、わしには誰も敵わなかった。
あいつらがわしにしかできんと頼むから、わしもそうかと思い剣を振るうてやった。
あいつらはわしを天誅の名人と褒めそやし、金も大層くれるしでわしもええ気分じゃった。わしを馬鹿にしとった連中が、わしを恐れて道の端を歩くようになった。
まっことええ気分じゃし、ええ空じゃ。
だがそのうち、あいつらはわしを犬でも見るような目で見るようになった。天下国家がどうのこうのと難しい話でわしを仲間はずれにしよる。気に食わん。せっかくのええ空なのに、気に食わん。
そのうちわしは一人で京の町をうろつくようになった。
金もないし、腹は減った。ええ空なのに、わしは動くのもおっくうじゃ。もう何でもええ。
何がどうしてこうなったかはわからん。どこでどう間違えたのかもわからん。わしは頭が悪いきに、たぶんどこかで間違えたんじゃろう。いや、もしかしたら最初から間違えとったのかもしれん。川原であいつらと遊んどった頃は間違えとらんかったじゃろうか。
ーーええ空じゃ、澄み渡るようにええ空じゃ。
坂本龍馬
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▼効果(とある山での出来事)
坂本龍馬(ライダー)装備時のみ、自身がフィールドにいる間、味方全体のArtsカードの性能を10%アップ&宝具威力を10%アップ
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▼テキスト
ーー最初は騙して喰らうつもりであった。
その間抜面した人間をどう騙し、この忌々しい鉾を抜かせ、いかに喰らってやろうかと吾は考えていた。だがその人間は訳を聞くわけでもなく、ひょいと鉾をつかむと何のためらいもなく引き抜いた。
吾を封じた忌々しい奴らに恨みを晴らすためだけに永らえ続けた吾に対して、こともあろうにその人間は「そいつは大変だったろうに」となんでもないことのように言い放ち山を下りて行った。
あまりにもその人間がなんでもないことのような顔をしていたので、そういわれてみれば吾はなんでもなかったような気がして、あれほど恨みを抱いていた忌ま忌ましい奴らのことをすっかり忘れてしまった。
そんなことを考えていると、どうにもあの人間のなんでもない顔がどうにも吾にはなんでもなく思えてきた。
そういえば喰らうのを忘れていたと思い立ち、吾はその人間を追うことにしたのだ。
そんなとある山での出来事。
愉悦麻婆三号
効果はどれも無難なものですね。
効果はどれも無難なものですね。