【2ndクールまであと6日!】両陣営のサーヴァントのご紹介。最期まで己の信念を貫き戦いそして散った両陣営のバーサーカー―。公式サイトでは二騎のコラムも掲載中です。是非ご覧ください!#アポクリファhttps://t.co/RHd141jSz1 pic.twitter.com/2HBsmCQq17
— Fate/Apocrypha (@FateApocryphaTV) 2017年9月24日
今日はバーサーカーの紹介です!
▽フランケンシュタイン(CV 野中 藍)
“科学者のヴィクター・フランケンシュタイン博士によって、死体をつなぎ合わせて創造された「人造生命体」――それが、“黒”のバーサーカーことフランケンシュタインである。
その原典であるゴシック小説『フランケンシュタイン』では、ヴィクターは「理想の人間」の創造をめざしたものの、完成したのは筆舌に尽くしがたいほど醜い容貌の怪物だった。だが、「Fate」世界におけるフランケンシュタインは、それとは大きな差異がある。
聖書によると、神はまず男性のアダムを創造し、その肋骨から女性のイヴを生み出したとされている。だが、ヴィクターはまずイヴを創造し、イヴにアダムを生ませることを考えていたのだ。そうして創り出されたイヴ――フランケンシュタインは、容貌こそ美しかったものの、感情や情緒の制御に欠陥があった。躊躇無く犬を殺し、その心臓を「美しい」と感じ、創造主に贈り物として捧げるなど、無垢であるがゆえの残虐性をあらわにしたのだ。
その行いに恐怖したヴィクターは、フランケンシュタインの元から逃亡した。一方、取り残されたフランケンシュタインは、外の世界に触れているうちに人間性が磨かれていったが、やがて自分を見捨てたヴィクターに対して怒りを覚えるようになっていく。
フランケンシュタインは怪物などではない。言葉こそまともに話せないが、感情を持ち、理不尽なことには怒りを感じ、大切な人のため自分の身を賭して尽くす。とても純粋で情緒豊かな「人に造られた人間」なのである。“
▽スパルタクス(CV 鶴岡 聡)
“かつてトラキア人の傭兵としていくつかの戦闘に参加していたスパルタクスは、ローマとの戦闘に敗れ、奴隷となった。そして、その強さを見込まれて剣闘士として売られ、カンパニアの剣闘士養成所に所属することとなる。
古代ローマにおいて、武器を持って殺し合う剣闘士の闘技会は、民衆の間で高い人気を誇っていた。勝利し続ければ富と名声を得られるが、社会的地位は奴隷の中でもっとも低く、民衆から蔑まれる存在だった。死と隣り合わせの過酷な環境下で、人々から虐げられる日々。それは、スパルタクスの中で沸々と煮えたぎるような反骨精神を育んでいった。そしてある時、「圧制者」に対する叛逆が実行に移される。スパルタクスを始めとする約200人の剣闘士たちが、剣闘士養成所からの脱走を企てたのだ。
不運にも、脱走計画は密告によって露見し、大多数は捕縛された。しかし、それでも70名の剣闘士は逃げ延び、武装してベスビオス山に立て籠もった。スパルタクスを頭に据えた剣闘士たちの抵抗は激しく、軍も容易には手を出せない。そこへ、さらに近隣からも自由を求めて奴隷や剣闘士が続々と集まってきて、剣闘士の一団はやがて数万もの規模を擁する「叛乱軍」へと拡大していった。これが第三次奴隷戦争、通称「スパルタクスの乱」である。
集まった奴隷の多くは、きちんとした訓練を受けていない烏合の衆に過ぎなかった。しかし、それでもスパルタクスは優れた指導力を発揮し、精強なローマ軍を幾度も打ち破った。最終的には、叛乱軍は大軍を投入してきたローマに鎮圧され、スパルタクスも討ち倒されたが、彼の名は「虐げられし者のために立ち上がった英雄」として歴史に刻まれた。
叛乱の際、スパルタクスは戦利品を平等に分配し、攻撃対象以外の街への略奪や暴行を禁じるなど、厳正な軍紀を布いていた。このことからも、彼が理性なき暴徒の頭目などではなく、部下や弱者を思う「将」であったことが伺える。
いかに絶望的な状況でも諦めず、歯を食いしばって踏みとどまり、いくつもの大逆転劇を生み出したスパルタクス。その麾下に数万もの人々が集まったのは、スパルタクスが「弱者たちへの愛」を持ち合わせていたからに他ならない。“
引用:Fate/Apocrypha公式サイト(http://fate-apocrypha.com/character/)
いつか狂以外のスパさんも見てみたい!